プログラミングもの作り裏ばなし〜試作品は勢いがあって面白い!

狩野 さやか

ツール図鑑では、様々なプログラミングツールを使った作例を紹介する記事を掲載しています。記事に掲載する作例が完成するまでにはいくつかの試作をしていることも。

プログラムのテストや動きのテストのために作っていますから荒削りですが、意外と勢いがあって面白いので、今回はちょっと裏ばなし、それらの試作品をご紹介しましょう!

最終的に作ったのは、非接触で自動で開くゴミ箱なのですが、ここに至るまでに、全く同じしくみ(SPACEBLOCK × サーボモーター&障害物回避センサ)とほぼ同じプログラムで試作をしています。

まず、非接触でフタが開く箱です。
お菓子の箱でテストしました。

なかなかシャキッと開いてパタッと閉まって気持ちがいいですね!

しかしながらこれは箱というよりも、ちょうど花粉症の季節だしゴミ箱みたいな方がいいんではないか……ということで、ゴミ箱としての試作がこちら。

元気があってよろしい!っていう感じです。
勢いがありすぎてゴミ箱がひっくり返ったりもしていたので、サーボの角度をちょこちょこと調整してひっくり返らない程度にプログラムを修正しました。

これはこれでいいのですが、現実には、ひもでフタを引っ張る方法は、ちょっと見た目がすっきりしません。
そこでサーボの動き使ってを箱の内側からフタを跳ね上げる方式に変更!!
本体は、100円ショップにあるパカッと開くタイプのミニゴミ箱を採用。

見た目がかなりスマートにすっきりしました。

これで完成です!!

↓この記事ができるまでにこんな風に試作が繰り返されていたのです!!

[SPACEBLOCK-10]自動で開くゴミ箱を発明!〜サーボモーター・障害物回避センサ

SPACEBLOCK 10 自動で開くゴミ箱を発明!〜サーボモーター・障害物回避センサ

こんな風に試作をアレンジしていくのが、もの作りプログラミングの楽しいところ。
皆さんもいろいろな発明に挑戦してみてください!

SPACEBLOCKの使い方や作品アイデアがたくさん! SPACEBLOCKでプログラミングものづくり!
SPACEBLOCK(スペースブロック)は経済産業省実施のEdTech導入補助金に採択されたEdTechツールです。

狩野 さやか
Studio947のデザイナー・ライター。デザイン・ウェブ制作全般を担当する一方、技術書籍の執筆や、教育のICT活用・子ども向けプログラミングについての取材・執筆をしている。著書に『ひらめき!プログラミングワールド』『見た目にこだわるJimdo入門』『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。

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