どんなプログラミングツールでも、きまったメロディを再現するのはちょっと面倒です。音符と楽譜がわかっている人なら作るのは難しくないのですが、ただただ音を並べるのに手間がかかりちょっとたいへん。
そこで、micro:bit用のジングルベルを演奏するだけのプログラムを作ったので、配布します。
プログラムの概要
先にプログラムの内容を紹介します。ボタンAを押したらジングルベルが流れるというだけのプログラムにしてあります。
まねをして自分でプログラムしたい方は以下の図を参考に作ってくださいね。
なお、micro:bitの新型(v2)のスピーカーは、同じ音が続くと音の出だしが不明瞭で音が繋がって聞こえてしまうので、短い音+短い休符にして音が離れて聞こえるようにプログラムしています。
配布ファイルの使用方法
配布するプログラムファイルはGitHubで公開しています。読み込み方を説明します。
まず、micro:bitのプログラミング用MakeCodeを開いてください。
最初の画面で[読み込む]ボタンを押します。
次の「読み込む」という画面が表示されたら[URLから読み込む…]をクリックします。
「プロジェクトのURLを開きます」という画面が表示されたら、「このプロジェクトのURLをコピーする。」という欄に次のURL「https://github.com/sayakakano/jingle-bells-music-for-microbit」(ブルーの文字の部分のみ)をコピー&ペーストしてください。
コピー&ペーストできたら[つづける]ボタンを押してください。
これで、プログラムが読み込まれます。
このプログラムを読み込むだけで、ボタンAを押したらジングルベルが流れます。[ボタンAが押されたとき]ブロックを他の入力系のブロックに変えるだけでもアレンジできます。自由に活用してください!
[ジングルベルを使った作例]
(1)[作例紹介]micro:bitで音と光の出るクリスマスオーナメントを作成。明るさ検知付き!
(2)[プログラム解説]micro:bitで暗くなったらジングルベルが流れるクリスマスオーナメント
狩野 さやか
Studio947のデザイナー・ライター。デザイン・ウェブ制作全般を担当する一方、技術書籍の執筆や、教育のICT活用・子ども向けプログラミングについての取材・執筆をしている。著書に『ひらめき!プログラミングワールド』『見た目にこだわるJimdo入門』『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。
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