プログラミング学習用の小さなマイコンボード「micro:bit」。スピーカーやマイク、タッチセンサーなどが基本で追加搭載された新しいモデルが発表されました。日本での販売を行っているスイッチエデュケーションによると、日本での発売は価格はそのまま(税別2,000円)、2020年11月下旬から12月上旬になるとのことです。
搭載される要素がかなり増えて、これまで追加モジュール類で実現した機能のいくつかが、身軽にmicro:bit単体でできるようになります。かなり身軽になるバージョンアップ! 購入を急いでいない方は、新型が販売されるまでちょっと待つことをおすすめします。
さて、micro:bitのプログラミング方法が3つあることをご存知ですか?初心者向けから本格プログラミング言語、お馴染みのScratchとの連携があります。この機会にチェックしておきましょう。
プログラミング方法① MakeCode〜はじめはビジュアルプログラミングから
Microsoftのプログラミング学習プラットフォームMakeCodeで作られたmicro:bit専用のエディタ。ブロック型のビジュアルプログラミング方式で、シミュレーターもあるので、まず最初に使うのはこれが一番おすすめです。
プログラミング方法② Python〜本格的プログラミング言語でコーディング
プログラミング方法③ Scratch〜スクラッチの拡張機能
Scratch(スクラッチ)に慣れているからぜひScratchでプログラミングしたい!という方はScratch側に拡張機能が用意されています。専用のアプリをダウンロードするなどひと手間かかりますが、Scratchでmicro:bitのプログラムを組めます。micro:bitをコントローラーにしてScratchの作品を動かすという連携した作品が作れるのが楽しいポイントです。
狩野 さやか
Studio947のデザイナー・ライター。デザイン・ウェブ制作全般を担当する一方、技術書籍の執筆や、教育のICT活用・子ども向けプログラミングについての取材・執筆をしている。著書に『ひらめき!プログラミングワールド』『見た目にこだわるJimdo入門』『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』。
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