Arduino

アルドゥイーノ

Arduino

マイコンボード系   タイプ解説

  https://www.arduino.cc/

  2,200円 [22ドル(1ドル=100円換算)・「Arduino Uno Rev3」]

ボードに様々なセンサー、アクチュエーターをセッテイングし、独自の開発環境からプログラミングして入力、出力をコントロールすることができる安価なマイクロコンピューター。本格的な電子工作に使える。

様々な入力、出力をコントロールしてオリジナルの仕組みを作ることができるワンボードマイコン。IoTの仕組みをもつ電子工作を手軽に安価にできます。IoTまでいかなくとも、赤外線センサーを作動させたり、LEDを光らせたり、モーターを作動させたりして様々な仕組みが作れます。

パソコンでArduino独自の開発環境からプログラミングします。

マイコンを使った仕組みのプロトタイプを作ろうと思っても、機器の扱いやプログラミングに不慣れなデザイナーやアーティストには壁が高いもの。その点、本格的な技術者でなくても、物作りが好きな全ての人が、手軽にプロトタイプを作れるのが最大のメリットです。

そこから派生して、回路の学習などSTEAM教育の現場でも使われることもあります。

Arduino

Arduinoには非常にたくさんの種類があり、やりたいことがはっきりしていないと優先事項がわからず選ぶのが難しいでしょう。また、Arduino単体で手に入れても何もできませんから、多言語対応のスターターキット「Arduino Starter Kit Multi-language」(87.90ドル)あたりから試すのがよさそうです。
(参考価格には、エントリーレベルの「Arduino Uno Rev3」を掲載しました。)

作例はネット上にも書籍でもたくさん見つけられますから、調べた上で、まず一番やってみたいことに合わせて必要なパーツ類を同時に購入するというのもいいスタートになるはずです。

教材として「Arduinoがあるから」という理由だけで使うよりも、「Arduinoだからできる」というシチュエーションでこそ、その力が発揮され、とても自由度が高く面白いもの作りができるでしょう。

Arduinoの開発環境「Arduino IDE」は文字で書いていくプログラミングですから、早くでも小学校高学年が大人と一緒にやるのが現実的です。学校で一斉に導入するような使い方は、小学生ではまだ早そうです。パソコンにダウンロードして開発環境を作るだけでなく、オンラインで使えるウェブエディターも公開されています。

子どもの発想によりそって、家庭などで大人がプログラムをサポートして一緒にもの作りに取り組むといいでしょう。

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