mirco:bitを使って、振り下ろすと音がなる剣を作りました。
このおもちゃ実は、以前作成した遊びアイデア「なにもない床から音を出す魔法」と、全く同じプログラムで作ったもの。ぜひ、見比べてみて!
材料と難易度
プログラミング難易度:
しくみと作り方
micro:bitに「振る、傾ける、Aのスイッチを押す、裏返す」の動作をすると音が鳴るというプログラミングをします。
新聞紙を芯材にし、緩衝材(プチプチ)を巻いて作った剣にプログラムをしたmicro:bitをセットします。バングルモジュールをそのまま巻きつけるだけ。
プログラム紹介
プログラムはいたって簡単、micro:bitを傾けたりボタンを押したりの動作に合わせて、音を設定してあるだけ。以前の記事と全く同じプログラムです。
【micro:bitの実際のプログラム】
年齢の小さなお子さんと遊ぶなら、『思い切り振ると面白い音がする』というだけの方がわかりやすくて盛り上がるかも。プログラムの最初の「6Gとき」というブロックのまとまりだけ残して他のプログラムを削除して遊んでみてください。
今回のおもちゃは過去の遊びアイデア「なにもない床から音を出す魔法」のプログラムをそのまま使いました。いわば『プログラミングありき』。アイデアは長男と一緒に考えました。音のバリエーションが物足りなかったようで、「シャキーン!!」、「ザシュッ!!」などの音を録音したいな、と言っていました。
micro:bitでは音声を録音できなので、他のツールでやってみようと思います。こんなふうに一緒に作っているときに、「もっとこうしたい!」という気持ちが見えるのはとてもうれしいです。
サウンドソード自体は、安い値段でもっと良くできたものがたくさん売られています。市販のおもちゃはよくできているなぁ〜と改めて実感しました。と共に、市販のおもちゃを使う時に「たぶんこういうセンサーが入っているんだろうな」と予想がつくように。身の回りの物がどうやって動いているのか少し分かるだけで、ワクワクしませんか?
それに、同じmicro:bitを繰り返し使っているので、それ自体がひとつの画材のように手に馴染んできた感じがします。さて次は何をつくろうかな?
佐藤蕗
さとうふき/手作りおもちゃ作家/2児の母。建築設計事務所勤務を経て、第1子出産を機にフリーランスに。育児をしながら作っていたおもちゃが反響を呼び、イラストレーターの活動のかたわら、造形作家として、雑誌、web、テレビでお仕事中。ワークショップも。著書に「ふきさんのアイデアおもちゃ大百科 / 偕成社」「親子で笑顔になれる “魔法の手作りおもちゃ”レシピ / 宝島社」がある。
https://note.com/fukisato
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