Scratch

スクラッチ

scratch3.0

アプリ系   タイプ解説

  https://scratch.mit.edu

  0円

MITメディアラボが開発したブラウザ上で利用するブロックタイプのビジュアルプログラミングアプリケーション。子ども向けのプログラミング言語では非常に有名で多くの利用事例がある。自由制作に。

Scratch(スクラッチ)はとても有名で、利用者の多い子ども向けプログラミングツールです。簡単なプログラムで、キャラクターをクリックしたら動いたり音が出るようなインタラクティブなアニメーションを作れるだけでなく、高度で複雑なプログラムまで組めるようになっていて、動く絵本やゲームや便利な仕組みなど、様々な作品を作ることができます。簡単なものから高度なものまでプログラミングで自由な作品作りができます。

プログラムで使う命令は、文字で役割が書かれたブロックになっていて、それらをドラッグ&ドロップでつなぎ合わせるだけでプログラムを作成することができます。命令ブロックの内容は「10歩動かす」のように通常の言葉で表現されていて日本語化もされています。

ビジュアルプログラミング言語

こんなふうに簡単な操作でできるプログラミング方式をビジュアルプログラミングと呼びますが、Scratchのブロックタイプのビジュアルプログラミング方式は、後発の多くのプログラミングツールのお手本のようになっています。

無料でウェブブラウザからアクセスするだけで手軽に利用できます。IDを作らなくても使えますが、IDを登録すると、作った作品をオンライン上に保存したり、自分の作品を公開することもできます。ID作成にはメールアドレスが必要ですからIDの発行は保護者が管理してあげてください。

Scratchには「リミックス」という文化があり、公開されている作品は、他のユーザーがプログラムの中まで見ることができ、オリジナルの製作者を尊重しながら自由に改編することができます。違いに学びあったり知を共有するオープンソースの考え方を反映したコミュニティとしても機能しています。

なお、Scratch自体がオープンソースで開発者が利用することができるのが特徴的で、Scratchをベースに特定のプログラミングロボットをプログラムするためのアプリとしてアレンジして提供されていることもあります。

尚、低年齢層(5歳~7歳)をターゲットに、機能をうんと限定して画面操作もとても簡単した「ScrathJr」もあります。

Scratchの使い方や作品アイディアを集めた特集ページです!ぜひチェックしてみてください。

ツールへのコメントや実践事例

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